こんにちは、あこです。
子どもの通う幼稚園の休園が延長になりました。一安心。
家事に仕事に育児に頑張っております。
しかし、勉強は二の次になってしまっており、危機感ありまくりです…
さて、今回の記事では、
日本エディタースクール【校正コース】の第1月分に含まれている「校正記号の使い方」の学習内容について書いていきたいと思います。
校正記号の使い方の説明をするわけではないのであしからず…
あくまで、どのようなことを学ぶのか?という概要をまとめていきます。
これから校正の勉強を始めたいけれど、通信講座ではどのような内容を学べるの?という疑問をお持ちの方に読んでいただければ幸いです。
「校正記号の使い方そのもの」ついて学びたい方は、講座を受講するか、市販のテキストを購入していただければm(__)m
校正記号の使い方
校正記号を記入する際のルール
校正記号とは
校正刷の誤りを訂正するための記号
のことです。
赤いペンを使用して記入するのが原則。
たまに青鉛筆や普通の鉛筆も使います。
青鉛筆や普通の鉛筆は、訂正文字に指示説明を残したいときや、原稿内容に関して著者に質問したいときに使用します。
書き入れる文字は、誰でも読めるように楷書で。
さらに、訂正文字が読みにくくなると困るので、校正刷の印刷文字より大きく書きます!
校正記号記入時に欠かせない「引き出し線」のルール
文字を訂正する際は、訂正箇所から「引き出し線」を引いて、その線の先に正しい文字を書き入れていくのですが、このとき、
- 縦書きの文章(縦組)への引き出し線は右上に
- 横書きの文章(横組)への引き出し線は行の上方向の左右に
- 引き出し線同士は交差させない
- 線はなるべく短く引く(縦組の場合、右側の2、3行前の行間へ引く)
- 訂正箇所がはっきり示せるよう、誤字から引き出し線を引く
- 誤字の前後など直接関係ない文字に引き出し線がかからないようにする
などのルールがあります!
テキストのお堅い文章だけ見ると、ふーん…なのですが、実際にやってみるとどれも大切でした★←当たり前
そのほか、文字の大きさや、1行あたりの字数、印字位置などについても赤字で訂正しますよ!!
校正記号で訂正する種類・内容
テキストの「校正記号の使い方」の章の中には、校正作業で訂正する範囲はこんな感じです!!というようなことがまとめられています。
なかなかの量なので、以下に箇条書きでまとめてみました。
わたしは、校正=誤字脱字を直す という認識だったので、正直(ここまでやるんだなぁ!)と驚きました。
校正の仕事って、本当にカッコイイな…
訂正箇所一覧
- 誤字を直す
- 脱字を入れる
- 文字を削除する
- 文字を入れ替える
- 句読点・中黒の指定
- 音引の指定
- ダーシ・リーダーの指定
- 字体の訂正
- 書体の訂正
- 文字の大きさの訂正
- 字間の訂正
- 文字や行を上げる・下げる指定
- 改行の指定
- 行を入れ替える指定
- 字送り・行送りの指定
- 行をあける・つめる指定
- 文字並びを左・右に寄せる指定
- 文字の向きを直す指定
- ふりがなのつけ方の指定
- 傍点のつけ方指定
基本的なものでも、これだけあります!!!
ひとつひとつは簡単かもしれませんが、これら(というよりかは、これ以上)のチェックと訂正指示をすべて同時にこなしているなんて、本当にすごい!!
もちろん、テキストだけを読んで、その内容の全てを一度に習得するのは難しいので
★テキスト(新編校正技術(1)講座テキスト版 [ 日本エディタースクール ])
★校正練習帳(校正練習帳(1) 校正記号を使ってみよう タテ組編 [ 日本エディタースクール ])の2つを使用し、練習しながら学んでいきます。
※文字の大きさや字数、印字位置の実際の測り方・直し方・計算の仕方などは、第2月で学びます。